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the ordinarys「Extraordinary Weekend Tour in KYUSYU 2015」

東北から名古屋、関西まで。今まで本当に多くの場所で演奏出来る機会を頂いて来ましたが、ついにこの日がやって来た、20数年振りの九州ライヴ…。

1993年9月、僕はその一ヶ月前の8月に上京し、賭け同然で住まいを決め、翌月車に必要最小限の楽器と家財道具のいくつかを無理やり押し込み、阪九フェリーと東名高速を乗り継いで、途中居眠り運転で事故りそうになりながらも、何とか最初のボロアパートに転がり込んだ…つもりがあまりの疲労で一緒に借りていた駐車場に着いた瞬間、寝落ちして、気付いたら車内で朝だった(笑)。
近くには先輩や友人が居たのでたまには顔を出したり、何かあれば彼らのお手伝いをしたり…。でもそんな生活も長くは続かず、最後には自立して自分から色んな場所へ動き始めた…。
博多も自分にとって、当時は決して居心地の良い場所では無かった。まぁきっと音楽に噛り付いていた自分はさぞかし変人だったろう(笑)。僕は子供時代から色んな心と身体の障害を抱え(それに気付いたのもかなり大人になってからだが)、言い訳かもしれないが、それから逃れる為に音楽に接している時が自分の生活のすべてだったから。
しかし、それ以上に東京ライフはハンパ無かった…。まるで毎日がジェットコースターだったね。ヘビーだった…、今でもね(苦笑)。

あれから20数年…。ライヴをする為に、上京後初めて足を踏み入れた我が故郷。冠婚葬祭でプライベートで訪れたのが2000年…、もう15年前。久々に降り立った福岡空港には懐かしさなんてものは無い、…完全にアワェイ。
でも、その気持ちは徐々に薄れていく…。

サウンドチェック時間の直前に福岡入りした為、落ち着く間もなく即ハコのドラムのチューニング開始。
実は今回のハコのオーナーは某メジャーバンドのドラマーさんということもあって、遠慮しながら(んなつもりは毛頭無くw)楽器をいじらせてもらって、難なくサウンドチェックも完了!思いの外プレイし易い環境に、笑顔もこぼれるメンバー達。
そして対バンの皆さんも本当に温かく迎えてくれて感激でした!!ここまではいつもの通り。


僕は地元・博多に色んな思い出や忘れ物、そして置き去りにしてそのまま放置していた事、たくさんあり過ぎて困る。行きたくない場所だってある、そして会いたい人がすでにそこにはもう居なかったりもする…、20年は長過ぎた。正に九州に辿り着いた僕は平成の「浦島太郎」だった。

ここ数年、SNSの発達もあって会うことは出来ないが、手軽に連絡は取れるようになった、しかも世界中の人とね。
でも同じ空間の中で多くの人とその時間を共有するというのは、光ファイバーではどうにもならんこと。
ステージに上がって見慣れた顔を客席で見つけた瞬間、涙腺が崩壊した(笑)。本番は持てるすべてのエネルギーを注入したと言って良い、パワーってよりも気持ち的にね。でも今回のツアーでスティックを2ペア、スプラッシュを1枚潰した(笑)。

実は羽田からのフライトの際に、SNSでは繋がっていたもののずっと会えずにいた高校の同窓生が、偶然福岡行きの同じ飛行機に居合わせ、出口で30年ぶりの再会!同じようにその日、九州に出張で来ていて連絡をくれた友人が数名。その内の一人は時間があるからと言って、ライヴにわざわざ来てくれた…。そして20年振りに博多のバンド仲間や、東京で知り合い、事情あって地元に戻って来たミュージシャンとも再会!


"the ordinarys"のGt&Voの山田恵喜という一人のバンドマンが、彼の人間的な魅力を以て、博多のミュージックシーンに与えた影響は計り知れない、つまりは彼を取り囲むバンドマン、友人達もこれまた素晴らしく、対バンの皆さんの出音が音楽愛に溢れ、東京のバンドでもなかなか聴けない優れたものだった。皆さん地元ではそれぞれがワンマン出来るクラスの人たち、…層が厚い!自分が知っている20年前、そうでは無かった気がする。
そしてどの場所でも出掛けた先では手厚い歓迎を受け、今回のツアーのブッキングやケアをして頂いた博多・長崎の関係者の方々の仕切りの素晴らしさに言葉も無く…、僕らはもう全力で闘う、いや、音を出すしかないのである。

毎回旅に出ると食事も楽しみの一つになる。東京では日々ジャンクなものばかりになるので、こういう時じゃないと食べられないものばかり…。やはり食は人を造る。それも今回の大きな収穫だった。
そしてその土地の空気、海岸の潮の香り、木々の色合い、市街地の路地の石畳やマンホール…。目に映るものの一つ一つが新鮮で感慨深い。これが自分の故郷。そこに居た頃は目の前にあったのに何も見てなかった様な気がしてならなかった。


これでまた九州と繋がることが出来た。僕は心にずっと蓋をしていたかもしれない…、20数年経って、やっと開けてみた。でもそこには大きく変わったものと、何も変わらず出迎えてくれるものが同居していた。気持ちの整理がつくまでもう少しの時間と、そして行き来が必要かな?。

北は仙台、南は長崎まで。自分の中で日本全国が一つになるまで後少し。
そしてこんな事が出来るのも決して無期限ではないことを忘れない様にしつつ、新たなスタートラインに立ったつもりでこれからも音楽人生、歩んで行こうと心の中に誓いました。泣いても笑っても人生は一度しかない、死んだら終わりだ。


Cake、じゃいあん、そして今回関わってくれたすべての方々に感謝と幸せを。


今日で「浦島太郎」は止めにする。


☆Now Playing★


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(2009/12/31)
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フィリピン人のVoのアーネルがJourneyに加入するまでのドキュメントムービーを最近また観る機会があって、今回のツアーの行き帰りはずっとこれだった(笑)。
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